マレーシアの繁華街や少し路地裏に入ると、スリグループがいたりします。治安レベルについては、日本と比べると悪いと言わざるを得ません。さて、今日は「マレーシアに来る前に知っておくべきことトップ5」を最新版としてお届けします。
マレーシアには出張や旅行で訪れる方が増えていますが、その中には「これを知っておけばよかった」と後悔する方もいらっしゃいます。特に衛生面や体調に関わることでは、残念な思い出を持ち帰る方も少なからずいるのです。今日は、ぜひ知っておきたい5つのポイントをお伝えしますので、頭に入れていただき、マレーシアでの滞在を充実したものにしていただければと思います。最後までご覧いただけると嬉しいです。
第5位 水質
まず第5位は、水の質についてです。日本では蛇口をひねれば飲める水が手に入りますが、非常に恵まれた環境です。しかし、海外に来るとホテルの水を誤って飲んでしまったり、ペットボトルの水を使うべきところで、敏感な方が蛇口の水で歯磨きをしてお腹を壊すこともあります。人によって耐性が異なるため、基本的に口に含む水はペットボトルの水を使用することをお勧めします。水が原因でお腹を壊す方もいますので、特に注意が必要です。
さらに氷についても触れておきます。屋台以外で提供される氷は、きちんとした水を使っていることが多いため、お腹を崩すことは少ないですが、日本の環境に慣れている方には体が反応することもありますので、注意が必要です。また、マレーシア料理は日本に比べて香辛料が多く、油っぽいことが一般的です。普段そういった食事をしない方が刺激の強いものを朝から食べると、観光中や打ち合わせ中にお腹を壊すこともあります。水や食事の衛生管理には十分注意してください。
第4位 クレジットカードのスキミング
次に第4位は、クレジットカードのスキミングについての注意点です。スキミングのリスクを考慮して、滞在中に使用するカードは慎重に選ぶことが大切です。普段日本で使い慣れているカードは、出張時には特に注意が必要です。
周りに合わせたカードを使うのも良いですが、スキミングのリスクはマレーシアでもかなり存在しています。短い滞在中にスキミングに遭うと、後々トラブルになることがありますので、それは避けたいものです。そのため、最悪の場合に備えて、スキミングされても問題のないカードを滞在中に使用することを検討するのが良いでしょう。またICチップのクレジットカードだと、情報が暗号化されているためカード情報を読み取ることが困難なのでおすすめです。これが第4位です。
第3位 治安
次に第3位は、治安についてです。日本とは異なる治安状況を常に意識しておくことが重要です。特にクランプールの都市部は、日本と比べても治安レベルはそれほど変わりません。しかし、繁華街や少し路地裏に入ると、釣りグループがいたりすることがあります。また、日本人とわかる服装や大きなリュック、ハンドバッグを持っていると、ひったくりに遭う可能性もあるため、注意が必要です。パスポートを取られてしまうと手続きが大変になりますので、治安についても十分に意識して行動してください。これが第3位です。
第2位 マナー
第2位は、マナーについての重要な話です。マレーシアに関する情報を調べると、人差し指で物を指すことや子供の頭を撫でることがマナー違反とされることがあります。特に飲食に関しては、お酒のマナーが重要です。屋台街やファインダイニングで、日本人が飲んだ後の行動が現地の人々から冷ややかな目で見られることがあります。住んでいるとそういった話をよく耳にします。特に歓送迎会の時期には、酔いつぶれてトイレを汚したり、居酒屋やレストランで騒ぎすぎたりする日本人が目立つことがあります。
マレーシアはイスラム国であるため、お酒に対する感覚やマナーは他国よりも厳しいと見られがちです。外国人として滞在する私たちも、相手の文化や目線を理解し、節度を持った行動を心がける必要があります。海外に来てテンションが上がる気持ちはよくわかりますが、周囲から冷ややかな目で見られることもあるということを、ぜひ念頭に置いておいてください。ぜひ頭に入れておいてほしいのは、特にお酒に関するマナーです。これが第2位です。
第1位 トイレ環境が日本と異なる
そして第1位は、やはりトイレの環境です。トイレの状況は日本とは大きく異なります。インターネットで「マレーシア トイレ ビショビショ」と検索すると、実際にそのような情報が出てきますが、確かにトイレは濡れていることが多いです。なぜそうなるかというと、使用後に体をきれいにするという宗教的な習慣があるため、現地の人々にとっては清潔を保つための行為とされています。
また、トイレットペーパーがないトイレも多く存在します。女性だけでなく男性も、トイレに行った際にペーパーがないという状況に遭遇することがあります。このため、トイレを利用する際は注意が必要です。街中でトイレに行く場合は、まずはホテルのトイレを利用するのをおすすめします。ホテルのトイレには基本的にペーパーが備え付けられていますし、大きなショッピングモールのトイレも比較的きれいで、こまめに清掃されています。ピンチの時には、そういった場所を利用して過ごすと良いでしょう。
マレーシアのトイレ環境に対して悪い印象を持ってほしくないですし、これは生活習慣の違いですので、ぜひ理解していただきたいと思います。トイレの環境はとても重要です。また、商店街や個人経営の飲食店のトイレは、かなり濡れていることが多いので、ホテルやショッピングモールのトイレに困った際には、ぜひ駆け込むことを考えておくと良いでしょう。
さて、いかがでしたでしょうか。マレーシアに来る前に知っておくべきことトップ5をお伝えしました。他にもいくつかのポイントがあると思いますが、外国に訪れるということは、その国の文化や習慣を尊重することが大切です。お酒のマナーや、飲食時の節度を持った行動についても触れましたが、普段通りの考え方で過ごせば、ハメを外すこともなく、体調を崩すことも少ないでしょう。皆さんのマレーシア滞在が充実した楽しいものになることを願っていますので、今回の5つのポイントを覚えておいていただけると幸いです。
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