この記事では、マレーシアでおすすめのホテル5選をお届けします。クアラルンプールでは、5つ星ホテルに比較的安く宿泊できると言われています。今日は5つのホテルをピックアップし、観光や出張で訪れる方々の参考にしていただければと思います。最後にはおまけの情報もお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
ご紹介する5つのホテルはランク付けが難しいですが、現地の人評判や自分の経験をもとにホテルの立地、料金、サービスの3つの観点から比較してお届けします。
1 Banyan Tree Kuala Lumpur(バンヤンツリーホテル)
まず1つ目のホテルは、「バンヤンツリー・ホテル」です。バンヤンツリーはシンガポールを本拠地とするホテルグループで、クアラルンプールのパビリオンという大きなショッピングモールに併設されています。通路を渡るだけでパビリオンにアクセスできるため、非常に便利です。また、周辺には多くのレストランや観光スポットがあり、徒歩圏内で楽しむことができます。
料金については、シーズンによって変動がありますが、12月の時期に宿泊する場合、ツインルームが1泊4万円程度となっています。サービス面では、チェックイン時の対応や時間、ポーターサービス、ルームサービスを実際に利用しました。私はステイケーションとして仕事をしながら滞在していたのですが、デスクスペースも確保されており、非常に快適に過ごせました。
特におすすめなのは朝食です。宿泊者専用の朝食が提供され、外部からの利用者は入れないため、静かな環境で楽しむことができます。ビュッフェとアラカルトメニューがあり、シャンパンの飲み放題もついているので、リラックスした気分で朝食を楽しめます。このような特典があるバンヤンツリーは、ぜひおすすめしたいホテルです。
2 Traders Hotel(トレーダーズホテル)
次に2つ目のホテルは「トレーダーズ・ホテル」です。こちらも立地が非常に良く、ツインタワーの前にあるKLCCパークの向かい側に位置しています。公園が目の前にあるため、朝の運動や夕方のジョギング、ウォーキングに最適です。
価格は、バンヤンツリーと比べると約半分の1万8000円から2万円程度で、ツインルームに宿泊できます。トレーダーズはシャングリ・ラグループの一員で、マレーシア出身の中華系の実業家が設立したホテルです。サービスは一般的な水準で、チェックインやルームサービス、ポーターサービスも問題ありません。
このように、トレーダーズ・ホテルは立地が良く、比較的リーズナブルに宿泊できるホテルです。
3 RuMa Hotel(ルマホテル)
3つ目のホテルは「ルマ」です。ルマはトレーダーズから徒歩約2分の場所に位置しています。立地は非常に便利で、観光にも適したホテルです。
地理的には、ルマは1泊1万8000円から2万円で宿泊できるホテルです。サービス面では、チェックインの対応も含めて、全体的に落ち着いた雰囲気のホテルです。ウッディなデザインが印象的で、リラックスできる空間が広がっています。静寂を楽しむことができるため、非常に個性的で心地よいと感じています。
6階にあるプールバーもおすすめです。風水を意識して設計されており、風の流れや水の存在が良い気を集めるようになっています。結婚式やセランホールなどのイベントも行われることがあるため、特別な雰囲気を楽しむことができます。
4 Grand Hyatt Kuala Lumpur(グランドハイヤット)
次にご紹介するのは「グランドハイアット・ホテル」です。実は私もここに宿泊しています。ホテルの2階にあるプールからはツインタワーが見え、素晴らしいロケーションです。ハイアットはアメリカのホテルグループで、高いサービス品質が特徴です。チェックインやルームサービスも非常に良好で、ステイケーションに適したデスクスペースも広く、動線も使いやすいです。
料金については、1泊約2万2000円です。ただし、ハイアットは料金の変動が大きく、週末や繁忙期には13万から15万円になることもありますので、安く泊まれるタイミングを見計らって利用することをお勧めします。
ホテルの39階にはバーとレストランがあり、夜景が美しいです。先ほどもお伝えしたように、ルマやトレーダーズと同様に徒歩圏内に位置し、非常に便利です。バーではマレーシアのシグネチャーカクテル(お店の看板メニューのカクテル)も楽しめますが、混雑時にはサービスが遅れることもあります。実際、私の友人も先日オーダーを忘れられるという経験がありましたが、マネージャーが迅速に対応と併せサービスを改善してくれたようです。このような顧客重視のサポートが印象的でした。
5 Majestic Hotel(マジェスティックホテル)
最後にご紹介するのは「マジェスティック・ホテル」です。こちらはクアラルンプールの独立広場エリアに位置し、チャイナタウンにも近い便利な場所にあります。宿泊料金は1泊1万8000円から2万円程度です。
マジェスティックは、英国の統治時代に建設されたアールデコ調の建物で、白い外観が特徴です。マレーシアが英国の植民地だった時代に重要な集会が行われた場所でもあり、雰囲気が非常に良いです。天井が高く、重厚なドアが印象的で、しっかりとした造りのホテルです。ステイケーションに適したデスクも完備されています。
マジェスティックでは、サービスが非常に行き届いており、快適な滞在が楽しめます。朝のビュッフェも素晴らしく、夜のビュッフェコースもハラール対応がされているため、ムスリムの方々も安心してお食事を楽しめます。日本からのお客様やマレー系のパートナーと一緒に食事をするのにもぴったりな場所ですので、マジェスティックはおすすめです。
なお、マジェスティックの本店はマラッカにあり、クアラルンプール中心部から車で約15分の距離にあります。マレーシアの文化を感じる体験ができるホテルとして、ぜひチェックしてみてください。
おまけ情報(リッツ・カールトンホテル)
さて、ここまで5つのホテルをご紹介しましたが、おまけとして「リッツ・カールトン」もご紹介します。マレーシアの5つ星ホテルの中でもリーズナブルに宿泊できると話題になっているリッツ・カールトンですが、私も先日宿泊してきました。結論から言うと、リッツは特に目立った特徴はなく、サービスやお部屋はおしゃれですが、普通といった印象です。共用スペースが少し寒く感じることもありました。
クアラルンプールのリッツ・カールトンは、世界のリッツ・カールトングループの中でも規模が小さいとされています。実際、リッツ・カールトンの本店はパリにありますので、そこと比べると印象が異なるかもしれません。アジアの一般的なモダンホテルとして1泊2万5000円で宿泊できます。
個人的には、これまで紹介したホテルの方が個性を感じられたと思います。ただし、リッツには美味しい中華料理のレストランもあり、特に飲茶が評判です。外部からでも利用できるので、食事だけの目的で訪れるのも良いでしょう。
リッツ・カールトンは、パビリオンというショッピングモールから徒歩圏内に位置しており、商業施設へのアクセスも良好です。リッツで贅沢な滞在を楽しむのもいいですが、日本からのツアーも多く、特に中華系のお客様が多く宿泊しています。
また、リッツの共用スペースには生花が飾られており、メンテナンスが行き届いています。ホテルに入った瞬間から花の香りが漂い、共用スペースを歩いていると癒されるような気持ちになります。このような細やかな配慮が感じられる点も印象的でした。
今回は、クアラルンプールで比較的安く泊まれるハイエンドのホテルを5つご紹介しました。朝食については触れていませんが、各ホテルには個性的な食事オプションがありますので、ぜひ楽しんでいただければと思います。また、カフェも充実しているので、朝食をつけなくても選択肢があります。
この動画をきっかけに、マレーシアのクアラルンプールで素敵なホテルに安く宿泊できることを知っていただけたら嬉しいです。
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