マレーシア移住をする準備が一通りできたとしても、「現地での仕事をどうするか?」はとても気になるポイントです。生活資金面での不安のない方は別ですが、「マレーシアでも働きたい」と考える人は多いと思います。この記事では移住後の仕事の探し方について調べてみました。
現地採用の仕事の探し方
仕事探しは大変ですが、特に現地採用に関しては、いくつかの方法がありますので記載してみます。まず英語ができるかどうかも大きなポイントです。「日本語で探すのか、英語で探すのか」どちらでも可能です。
日本語での求人サイトもたくさんありますが、リクルーターが必ず間に入るためマレーシアの会社が多くなります。もちろん、日本の企業もありますが、現地のリクルーターを利用する方がスムーズな場合が多いです。マレーシアに来たばかりの頃、日本人のリクルーターに助けてもらって仕事を見つけた人もいるようです。
具体的には、例えば「カモメアジア転職」や「マンパワーグループ」といったリクルート会社を利用するケースが多いようです。
英語で探す場合は、まずは「モンスター」や「ジョブストリート」その他のリクルーティングサイトに自分の履歴書をアップデートすることが大切です。英語を使うことで、より多くの選択肢にアクセスできますので、積極的にチャレンジしてみましょう。
以上、現地採用の仕事の探し方についての簡単にまとめてみました。あなたの新しいキャリアを見つける時に参考にしてもらえると幸いです。
リクルート会社の活用法
履歴書を作成して送るとリクルート会社のリクルーターから、電話やEメールがたくさん届きます。「monst.com」はマレーシアで人気のリクルートサイトですので、まずはそこに登録してみましょう。登録して履歴書をアップロードすれば、あとは自動的に求人情報が届きます。
ほとんどのメッセージは英語で届くため、リクルーターも英語を使います。英語に自信がある方にはこれが最適な方法かもしれません。リクルートサイトに登録するのが一番早く仕事を見つける手段だと思われます。
また、「インデード」などのサイトも利用できます。これらのサイトに登録すると、最新の求人情報がメールで通知されます。通知の設定も可能で、毎日や週に一度など、自分のペースで受け取れます。日本語の紹介文も含まれているため、興味のある求人があれば、気軽に応募ボタンをクリックできます。
日本語での募集を行っている会社では、面接も日本語で行われることが多いので、安心して応募できます。日本語でも英語でも求人を探せる環境が整っています。
さらに、TwitterなどのSNSでも求人情報を見つけることができます。特にコールセンターの求人情報が多いですが、私個人としてはコールセンターはあまりお勧めしません。もっと簡単な仕事や、データ入力などの職種もたくさんありますので、そちらを検討する方が良いかもしれません。
日本からの仕事探しとビザの取得方法
「英語はあまり自信がないから、担当者と上手く会話できない」「相手の話している内容がよく理解できないかもしれない」などと英語で会話することに不安な人も多いと思います。しかし電話に出てストレスをためる必要はありません!日本語でも英語でも求人を探せる時代です。
では「どこで仕事を探すか」というと日本にいながらでも探すことは可能です。今はオンラインで簡単に検索できるので、日本にいながらオファーレターをもらうこともできます。
実際、私の知り合いに「日本にいる時にオファーレターをもらい、3回の面接を経て無事に内定をもらった」人もいます。これらの面接は日本人の面接官と行われましたようです。この方法は少しグレーゾーンかもしれませんが、観光ビザでマレーシアに入国し、その後会社が観光ビザを就労ビザに切り替えてくれたという話を聞いたこともあります。
「往路の片道エアチケットでマレーシアに来て働き始めた」ケースも友人から耳にしました。ただしこのケースはとてもラッキーだったと思われます。片道のエアチケットしか持っていないと、入国できない可能性もあるため注意が必要です。成田空港や羽田空港から出発する際、片道エアチケットについて質問されることもあるので、「そのままシンガポールに移動する予定です」といった言い訳を準備しておく必要がありそうです。
このように、「観光ビザで入国しその後会社が就労ビザに切り替える方法」と、「日本のマレーシア大使館で事前に就労ビザを取得する方法」の2パターンがあります。おそらくどちらの方法も50半々の割合で利用されていると思います。
観光ビザから就労ビザに変更する方法も可能?
日本で仕事を探し、オファーをもらってサインした後にマレーシアに来ることも可能です。もちろん観光ビザでマレーシアに入国することができ、その後観光ビザから就労ビザに切り替えることも可能です。
つまり、日本で仕事を見つけるかどうかに関係なく、まずは観光ビザでマレーシアに入国し、旅行気分で来ることができます。その後、マレーシアに滞在しながら仕事を探し始め、もし良い仕事が見つかれば、そこから就労ビザに切り替えることができます。いろいろな方法がありますよね。
もしマレーシアで働きたい、またはマレーシア自体に興味がある方は、まずは実際にマレーシアに来てみるのも良いでしょう。1週間程度の余裕がある方は、現地に住んでみて、「ここが合っているな」と感じたら、マレーシア国内で仕事探しを始めるのも一つの手です。安宿を確保して、観光しながら遊びながら仕事を探すことも可能です。
また、インタビューがオンラインではなく、対面で行われる場合もあります。会社に出向いて直接インタビューを受けることができるかもしれません。リクルート会社もたくさんあるので、日本人のリクルーターに直接相談し、紹介してもらうこともできます。最初は上手くいかなくてもだんだん経験値が上がり改善点もわかってくると思います。
さまざまな方法があるので、もしまだ日本にいてマレーシアに興味がある方は、ぜひあなたも今回紹介した方法や情報収集してあなたなりの仕事を探してみてください。
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